CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所

新型コロナウィルスの流行により日本中がピリピリとしたムードに包まれています。多くの人がコロナによる影響を受けており、長野県も飲食業や観光業をはじめ、経済活動の自粛など苦しい現状に追い込まれています。
身近な存在である松本の飲食業に関わる方達は、この様な状況下で何を思い、どんなアクションを取ろうとしているのでしょうか。
刻一刻と取り巻く環境が変わっていく今だから気が付いたこと、これからの展望について伺いました。

今回ご協力頂いたのは、CAFÉ de HARUKAのオーナー大和晴佳(おおわはるか)さん。とても物腰が柔らかく、丁寧にお気持ちを話してくれました。

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所
オーナーの大和さん。

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所 

店舗に入ると大和さんが大好きな画家、岩淵城太郎さんの絵が飾ってある

「自分の場を持ちたい」松本で念願だったカフェをOPEN

もともと大和さんは、東京で製菓の学校に通い、その後も飲食に関わる仕事を続けていた。松本へ帰ってきてからは、飲食業とは別の業界で働いていた時期もあったという。しかし「心のどこかで、また飲食の仕事に携わりたいという気持ちがありました。“自分の場を持ちたい”という想いが強く、カフェをオープンさせる原動力になりました」。

夢を叶えるため、土地を探し準備を進め、昨年5月30日にCAFÉ de HARUKAをオープンさせた。

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所

ブルーの外壁が印象的な可愛いお店

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所

写真4ゆったりとした空気が流れる店内。長居してしまいそう。

「緊急事態宣言」で空気が変わった。テイクアウトへの葛藤も

「緊急事態宣言後はかなり状況が変わり、お店を営業すること自体、正しいことなのかとても悩みました」。

客足は急激に減り、大和さんも食事のテイクアウトを提供することにした。

「実はテイクアウトに関してはあまり前向きではありませんでした」という大和さん。

1人で店舗を切り盛りしているため、テイクアクトを始めるにあたりマンパワーの問題は大きかった。

「適したパッケージを探すのが大変だし、容器にお料理を詰めるのはお皿に盛るよりも手間がかかります」。

また、店舗で料理を出す時は、本来の盛り付け、味、温度などベストな状態で提供できるが「テイクアウトは自分の手から料理が離れた後は、お客様の判断に任せないといけない部分があります。見た目が崩れたり、安全面を考えるとテイクアウトを始めることはとても複雑でした」。

本来、自分がやりたかったことと違うのではないかと葛藤したという。

現在の状況だからこそ気が付けたこと

テイクアウトは「今必要だから」と割り切って行ったことだった。だが、新しい試みをして分かったこともあるのだという。

「小さなお子さんがいて、なかなかお店でゆっくりできなかったお客様が、テイクアウトを始めたことで気軽にお店の味を楽しんで頂けるようになりました。また、テイクアウトをきっかけにお店の存在を知ってくれて、気に入ってくれた方もいました」。

コロナ禍の中“必要に迫られて実行した”取り組みは大和さん自身の考え方を広げるきっかけとなった。

「今までは気が付けなかった需要や可能性が、まだこの仕事にはあることを教えてもらった。裾野が広がった思いでした」。

また、他の店舗同士で声を掛け合い協力し合う部分も多く、松本の地域性の温かさを改めて感じることが出来たという。

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所

テイクアクト用のメニュー。内容が変更になる場合がありますのでお問合せ下さい。

CAFÉ de HARUKA どんな時でもリフレッシュできる第3の場所

蒸し鶏のバインミーサラダ付き+バスクチーズケーキをテイクアウト。セットメニューはお得になるそう。

職場でも自宅でもないサードスポットでありたい

CAFÉ de HARUKAをオープンさせた大きな理由として、“自分の場を持ちたい”と述べていた大和さん。同時に“お店に来た人が癒される場を提供したい”とも話していた。

「美味しい物を食べて楽しんで頂きたいのは前提としてあります。でも、美味しいものを作ることが出来る方は沢山いると思います。コロナの流行に関係なく以前から思っていることなのですが、私自身、頻繁に通っていたお店に支えられてきた経験があります。例えば、仕事で嫌なことがあって、そのまま自宅に帰ってしまうとマイナスの感情も引きずってしまいがちです。そんな時、自宅でも職場でもない第3の場所に立ち寄ることで、気持ちをリセットすることができると考えています」。

好きな食べ物があるから、お店の雰囲気が好きだから、理由は何でも良い。訪れた人が心地よく感じ、明日も頑張ろうと思えるサードスポットをお客様に提供していきたいと大和さんは笑顔で語ってくれた。

スポット紹介

この記事で紹介したスポット情報をお伝えします。

CAFÉ de HARUKA

【住所】 長野県松本市北深志3丁目3−12
【電話】 0263-50-5632
【営業時間】 木~土曜 11:30~17:00
【サイト情報】 Webサイト