日本酒の魅力を伝えたい!松本ワンカッ部インタビュー

長野県松本市で日本酒の魅力を伝えている「松本ワンカッ部」。代表の篠原 健太郎さんにお話を伺ってきました。

日本酒の魅力を伝えたい!松本ワンカッ部インタビュー

松本市に引越して1年半ほど経ちました。こちらに来てからよく思うことが

めちゃくちゃワインが美味しい!

ということですね。

今までワインというものを飲んでこなかった私にしてみれば、松本に来てから井筒ワイン、五一ワイン、山辺ワイナリー、などなど色々飲んだのですが、全てが美味しくて悶絶しております。

wine

 

 

しかしここ長野県、実は日本酒も美味しいという噂をちらほら聞きまして。長野県で美味しい日本酒があるのであればぜひ知りたい...!!!

ということで今回は、松本市で日本酒の良さを広めるべく活動している「松本ワンカッ部」の篠原 健太郎さんにインタビューしてきましたので、その模様をお届けします。

 

松本ワンカッ部とは

松本ワンカッ部

 

松本ワンカッ部、安曇野ワンカッ部
日本酒、ワイン、ビール等々、2合(360ml)以下の呑み切りサイズのお酒をこよなく愛す部活です。
地域を限らずお気軽にご参加くださいませ(o^^o)

 

と、いうことで、今回は松本ワンカッ部について、代表の篠原 健太郎さんにお話を伺ってきました。

松本ワンカッ部

 

ーー この松本ワンカッ部という団体を作った経緯から聞いていきたいんですけど。

篠原:はい

ーー 篠原さんが作った団体なんですよね。

篠原:そうですね、その前に長野県って全国2位の酒どころって知ってました?

ーー え、2位ですか!?それは知らなかったです。

篠原:そうですよね。実は長野県は蔵元数が81場と、全国2位の酒どころなんですよ。(※1)
多分そんなに知っている人知らないと思うんですけど。
そもそも長野県の日本酒を知っている人って実は少ないんじゃないかなと思います。

※1.参考:https://kurand.jp/12201/
ちなみに1位は新潟県。

ーー 私が知っているところだと、「真澄」ですね。CMもバンバンやってますし。

真澄
(画像引用:真澄 蔵元ホームページ より)

篠原:真澄は確かに有名ですね。でもその他のお酒ってあまり知られていないんじゃないかな。

ーー すみません。正直わかりません。。。

篠原:もしかすると長野県の人でも知らないかもしれないし、お酒好きな人でも知らない人が多いかもしれないんですよね。
でも実は種類が結構あるし美味しいお酒もあるので、それを広めたり、知ってもらうお手伝いになれたらいいな、と思ってこの団体を始めました。
もちろんお酒が好きっているのもあるんですけど。笑

ーー なるほど。

篠原:長野の日本酒に関しては、長野県がというより、特に松本市周辺地域の日本酒のアピールが他に比べて穏やかというのもありますね。
長野市に行くと結構みんな知っているかもしれないです。

ーー 確かに松本市在住の私は知らなかったですし。そういう話も聞いたことなかったかも。

篠原:そういうのを松本市でも広めていきたいと思い、約2年前に始めました。

ーー そうだったんですね。現在部員は何名くらいいるのですか?

篠原:基本的にはFacebookページにいいねしてくれた人を部員としているので、現在60名ほどです。
基本的にはみなさんFacebook上で自由に好きなお酒、オススメのお酒を投稿したりと自由に行っています。あとは定期的にイベントを開き、実際にお酒を振舞っています。

■Facebookでは活発に日本酒の情報発信が行われている。

篠原:また、そもそも「松本○○部」というのがあるんですけど。

松本〇〇部

(画像引用:松本〇〇部のFacebookページ)

篠原:松本で〇〇したいを、という人が積極的に活動している。例えば「松本ラーメン部」とか「松本パン部」とか。おそらく700グループぐらいあるんですけど。
その中の一つとして「松本ワンカッ部」を作りました。

若手が頑張っている長野の日本酒

ところで賀川さんは59醸ってご存知ですか?

ーー 59醸ですか?初めて聞きました。

篠原:数字の「59」と「醸す」と書いて「59醸」です。「ゴクジョウ」と読みます。
昭和59年生まれの長野県の酒蔵跡取り5人が作っている団体というかチームなんですけど。すごく面白い団体なんですよ。

59醸

(画像引用:59醸Webサイトより)

信州59年醸造会、通称「59醸(ゴクジョウ)」は、昭和59年度生まれの長野県の酒蔵跡取り5人が、同じ時代を生きる仲間であり、ライバルであるからこそ同じ想いを共有し、 「この年代だから造れるモノを生み出そう」と結成しました。メンバーが40歳になるまでの10年間、毎年テーマを変えたオリジナル日本酒「59醸酒」のリリースや様々なイベント企画を通して、 伝統ある日本酒文化を次の世代に継承していきます。ゴクジョウの酒を醸し、ゴクジョウな日本酒の未来をつくるために59醸は、挑戦し続けます。
 

ーー デザインやコンセプトがめちゃめちゃかっこいい...!!!

篠原:かっこいいですよね。こういう風に長野県の日本酒をアピールして、全国に売り出しているんですよ。
あとは佐久市に「saku13(サクサーティーン)」という団体があるのですが。

saku13

(画像引用:SAKU 13 Webサイトより)

ーー こちらもまたかっこいい...!!

篠原:そうなんですよ、とても活発に活動しているんですよね。しかも若い方たちが。若手が頑張っている蔵が長野県にはたくさんあるんですよね。

ーー やばい。めっちゃ面白い。しかもどちらもWebデザインにも力が入っていて、全国に発信していこうという気持ちが伝わりますね。

篠原:日本酒離れというか、若者のお酒離れって結構本気で起きてるんですよね。これって酒造さんにとっては死活問題なので。特に今後20年30年くらいで大きく出てくる問題だと思います。
そんな中、若い方たちが本気出して盛り上げようとしている姿勢は素晴らしいし応援したいですね。

ーー 確かにこれは応援したいですね。というか応援します。

 

松本の酒蔵について

ーー 松本だと蔵はあるんですか?

篠原:あります。街中で代表的なのは「善哉酒造」ですね。岩波酒造笹井酒造大信州酒造亀田屋酒造もあります。

ーー あぁ、善哉酒造!女鳥羽の泉は飲んだことがあります。

女鳥羽の泉(大吟醸)
(画像引用:善哉酒造Webサイト)

篠原:あとは、今は蔵ではないのですが、いつもイベントで場所を借りている中町のクラシック館。こちらは元酒蔵(※2)なんですよね。あの建物自体が酒蔵だった。クラシック館の中には蔵時代の写真があります。

※2. 参考:http://nakamachi-street.com/kurassickan/about

クラシック館
(画像引用:中町・蔵シック館 Facebookページ)

 

2ヶ月に1回ペースでイベント開催

ーー イベントはいつ頃から始まったのですか?

篠原:イベントも1年半程前からですかね。
Faebookに日本酒の写真をアップして見たもらっていたのですが、やはり日本酒の良さを知ってもらうには飲んでもらうしかないので笑。

ーー イベントは定期的に開催されているのですか?

篠原:去年はワンシーズン1回ペースでやっていたのですが、今年は2ヶ月に一回のペースでやろうかなと。なので4月のイベントの次は6月ですね。
基本的には長野県のお酒を中心にみなさんに振舞って飲んでもらってます。

松本ワンカッ部

ーー Facebookページの写真を見ると、プレゼンもやっているのですか?

篠原:イベントでは振舞ったお酒の説明をしながら飲んでいただいてますね。
一応勉強会みたいな感じで。勉強しつつお酒を楽しんでます。

 

今後は酒屋さんや酒造さんをイベントに呼びたいですね。

ーー 今後の展望などあれば聞かせていただきたいのですが。

篠原:今は中町 クラシック館でやっているのですが、他の場所でもやってみたいですね。お店と組んでやっても面白いかも。参加する方としても参加しやすいと思うので。

ーー お店だと参加する方も気楽に参加できそうですね。

篠原:あとは酒屋さんや酒造さんを呼べたら楽しそうだなと思っていますね。

ーー あーいいですね!
そういえば篠原さんは直接酒蔵行ったりしてますよね。

篠原:そうそう、酒造に直接行ったりもしています。趣味と実益を兼ねて笑

(酒造りをしている場。酒米を蒸す大釜や甑など。)

東飯田酒造

東飯田酒造

東飯田酒造

東飯田酒造

(併設されているショップの様子)

東飯田酒造

東飯田酒造

東飯田酒造

東飯田酒造

(酒造り途中のタンクの中、お酒となる”醪”です。)

東飯田酒造

東飯田酒造

(醪の酵母がアルコールを生み出すために必要になる”麹”です。)

東飯田酒造

(醸造途中の完成前の若いお酒。アルコールなど低くジュースのように飲みやすいです。)

東飯田酒造

 

ーー イベントのお酒は篠原さんご自身で買い付けされてるんですか?

篠原:そうですね、毎回イベントで振る舞うお酒を探して買いに行っています。日本酒って通販がそこまで活発ではないので、直接お店まで買い付けに行ってます。
なので、悲しいことにお目当のお酒が買えない時もあります。

ーー せっかく買いに行ったのにそれは残念ですね。。。

篠原:まぁ楽しいからいいんですけどね笑。

今後の課題としては、まだまだ若い方に日本酒の魅力を伝えきれていないなと感じているので、若い人をイベントに呼びたいなと思っています。

ーー 最後にみなさんにお伝えしたいことがあれば。

篠原:皆さんもどんどん飲んで日本酒の魅力を感じてください!!

ーー どうもありがとうございました!

 

ということで、かなり楽しく日本酒の話を聞いてきました。
日本酒というとちょっと年配の方々が飲むイメージがあると思うのですが、今回のインタビューをしていて、「飲まないともったいない!」という気持ちでいっぱいです。
また、日本酒業界を盛り上げるために、若い人たちが頑張っているというのが本当に良いなと思いました。今後も応援して行きたいと思います。

 

松本ワンカッ部

松本ワンカッ部

松本ワンカッ部

最後に

それでは最後にオススメの日本酒を紹介して終わりにしようと思います。

今錦

今錦

米澤酒造株式会社の今錦、おたまじゃくし、中川村のたま子。フラグシップは年輪。

 

十九

 

19

信州新町の尾澤酒造場のお酒、19。パッケージが可愛く飲みやすいので女性にもオススメ。プレゼントにみぴったり。

 

59醸酒2018

59醸

記事内でも紹介した59醸のお酒。59醸毎年テーマを決めてお酒を作っているそうなのですが、今年のテーマは「18禁」とのこと。それぞれの蔵がそれぞれの解釈で作成しているようなので、飲み比べてみるのも楽しいかも。

 

SAKU 13

saku19

こちらも記事内で紹介したSAKU 13。毎年当番蔵を設定し、酒米作りや生酛造りなど、テーマを決めて作成している。

 

長野県の日本酒、飲んで応援していきたいと思います。

 

インフォメーション

【団体名】 松本ワンカッ部
【URL】 https://www.facebook.com/matsumotoonecub/
【近日予定のイベント】 ☆松本ワンカッ部イベント
Romancing Sogga
〜ロマンシング・ソガ〜☆
【日時】 2018年6月9日(土)
18:00 - 21:00
【場所】 中町 クラシック館